►通常の樹脂と比較して最大80%の長寿命化
►迅速な製造、短納期
►最低発注数量なし: 1個から10,000個まで
試作品や小ロット品を迅速に作成・試験・調整するのに便利です。最初から量産品を製造できるため、全ての機械的特性を試すことができます。
イグスの3Dプリントの材質では主に3種類の造形法に対応しています。レーザー焼結法 (SLS):パウダーベッドをベースとした製造プロセスの一つです。粉末をレーザで焼結させ、積層し造形を行います。熱溶解積層法 (FDM):溶かしたプラスチック樹脂を加熱し、ノズルを通して層状に塗布していく3Dプリント方法です。デジタルライトプロセッシング(DLP):プリント槽の中の合成樹脂に紫外線で一層ずつ照射し、硬化または重合させる3Dプリントの方法です。紫外線光源は配列されたミラーに当たり、ミラーが光を2次元の層状構造として反射し、材質に照射されます。
3Dプリントポリマーは、可動部では、従来の製造工程で作られた通常のプラスチックに比べて、最大80倍も長い製品寿命を特長としています。使い方によっては、金属よりも耐久性に優れています。
足の不自由なドライバーがハンドルを握ったまま加速できるようにするデジタルアクセルリングに、イグリデュールI3を使用した200個以上の特殊スライダーがスムーズな滑りを提供しています。詳しくはこちら
ピアノ内部で音を発生させる役割を担うハンマー機構が再構築され、大部分がカーボンファイバーファブリックとプラスチックで作られています。レーザー焼結されたハンマーがオリジナル部品の正確な再現を可能にし、音特性の向上、寿命の延長、メンテナンスの費用と手間の削減を実現します。詳しくはこちら
全自動ドライブイン・コロナ試験所のために、ロボットアームのグリッパがイグリデュールI3を用いてレーザー焼結方法で製造されました。これにより、医療スタッフの負担を軽減することができます。詳しくはこちら
イグリデュールI3 は、平歯車を使った試験では、イグスの 3D プリント素材の中で最も長い耐用年数を示します。ウォームギアの場合は、相手材との間で相対的なスライド動作が発生するため、イグリデュールI6が適しています。
イグスの3Dプリントサービスにおけるレーザー焼結部品の平滑化には、振動研磨と、化学的表面処理が用いられます。振動研磨では、小さな砥石を使って部品の表面を平らにし、粗さを低減します。化学的表面処理では、化学薬品を使って部品の表面を溶かし、表面を滑らかにします。
適切な機械的再加工が可能です。旋盤加工では、未強化プラスチック(例えばPOM)に対する通常の対策が適用されます。ここではクランプ時の部品の変形を防ぐために、固定具を作る必要があります。イグリデュール素材は耐摩耗性が高いため、標準的なプラスチックに比べて研削作業がより困難になります。
M6または同等の寸法から直接プリントすることができます。そのためには、3Dモデルに幾何学的な形状を組み込む必要があります。また、ねじを切断したり、応力の大きい、または頻繁にねじ込まれる場合は、ねじ式インサートを使用することもできます。別途お見積りいたしますのでお問い合わせください。
イグスでは、ご要望に応じて台形ねじやドライスピン送りねじ用のネジ穴を備えたコンポーネントを提供しています。台形ねじ用の送りねじナットは、イグスのCADコンフィギュレータで作成することができます。ドライスピン送りねじについては保護された形状であるため、イグスの担当者にお問い合わせください。
商号 | イグス株式会社 (igus k.k.) |
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代表 | 代表取締役社長 吉田 剛 |
事業内容 | 樹脂製の機械部品の開発・製造・販売 |
設立 | 平成2年(1990年)12月 |
所在地 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル15F |
TEL | 03-5819-2030(代表) |
FAX | 03-5819-2055 |
►通常の樹脂と比較して最大80%の長寿命化
►迅速な製造、短納期
►最低発注数量なし: 1個から10,000個まで